食とネオナチ
食べるというのは、それぞれの民族が祖先や文化の記憶を味になぞることでもあるから、「食」にかかわる差別は深く心を傷つける、と私は思う。
臭い、野蛮、といった主は外国人住宅を焼き打ちするようなネオナチではない、にしても、次のネオナチの芽になりかねない気がした。
もの食う人びと/辺見庸
美食だけじゃない、世界のごはん。御飯……。
観覧車の中で食べるディナーとスラムの残飯の、でも同じ。命の糧としては。
同じ釜の飯を食うって、多分すごく大事。給食もきっとそうだな(当時の私の感想ノートより
悠平さんは、ご飯を一緒に食べてくれない人でした
いつもお酒とタバコが第一優先で、
というよりも自分が飲みたいから、吸いたいからが一番で私のことは考えてくれなかったなあ
デートの時に、お昼ご飯なんて無し。夜にお酒が飲めなくなるから。
お昼も食べて、夜飲んだっていいじゃない。でもダメなんだって。なんで? だって仕方ないんだよ、っていつも言ってたな。
仕方ないって何が?いまだにわからない
午前中から一緒にいて、お腹減ったなあって、もう私だけでもいいから食べてきていい?って、それも嫌そうな顔する
私はいつも合わせてたのにね
時々は私の言うこと、私の希望に合わせてくれたってよかったのに
お母さん、悠平さんの大切なママ お前のせいでもあるんだよ